不整脈への鍼灸治療!

2024年1月18日

こんにちは♪
悠心堂院長の久保田です。

今回は不整脈症状に対する鍼灸治療のことを書いていきます。
不整脈にも鍼灸が有効なことがあるんですよ😊

不整脈も色々

不整脈というと、一般的には脈が不規則になる「期外収縮」のことを言います。
規則的に打っていた脈がいきなりトトンッと早くなったり、間が空くなどします。

その他、脈が極端に遅くなる徐脈や、速くなる頻脈もあります。
今回は期外収縮に対して、当院での診断と治療について解説しますね。

悠心堂での不整脈の診断と治療

不整脈の診断

悠心堂では、脈診という東洋医学の診断法を使っています。
簡単にいうと、脈で全身の状態を推察する診断法です。
基本的にほぼ全ての患者さんには脈診を受けていただいております。

脈診では、脈の強弱や速さ、深さなどを中心にみています。それらの情報から、内臓や自律神経の状態を推察し、不整脈の原因を探っていきます。
その時に不整脈も感じる場合もありますが、発現していない場合でもどのようなときに不整脈が起こるのか問診していきます。

不整脈になる原因について

不正脈が発生するには大きく分けて2つの原因があります。
1つ目は、心臓の機能の低下です。過度な労働や睡眠不足、飲酒・喫煙などの生活習慣により、電気信号を送る機能が低下することで不整脈が起こります。
心臓以外の臓器では、疲労回復に関わる肝臓、水分代謝に関わる腎臓も深く関係してきます。

2つ目は自律神経です。自律神経の機能が乱れることで過緊張などの状態になり、不整脈を悪化させる要因にもなってきます。

不正脈の治療

方法としては鍼灸整体により治療をしていきます。
身体の疲労が蓄積して、そこから心臓の疲労にもつながり不整脈を起こしている場合が多いので、まずは疲労回復の鍼灸治療を行います。
疲労回復には肝臓の機能を高めることが重要です。肝臓に関係するツボを中心に施術をすることで、回復を促していきます。
また、心臓の機能が弱っている場合には胸にある膻中(だんちゅう)というツボにも鍼をします。

整体では、主にふくらはぐや足を中心に筋肉をほぐしていきます。
足は心臓から遠い場所にあり、そこの筋肉が固くなっていると心臓のポンプ作用の妨げになるので、より心臓に負担がかかってしまいます。
筋肉を柔らかくし、血流を促進させることで心臓の回復を助けます。

まとめ

不整脈が多少あっても問題ではない場合もありますが、期外収縮が起きる回数が増えたり、動悸が何度も起きるときは鍼灸治療も検討してみてください。大きな病気になる前に対処できるかもしれません。
治療の効果を発揮するにはなかなか一回では難しいと思いますが、ある程度回数を重ねたり定期的に施術をすることでいい効果がありますよ。
つらい症状の改善し、元気な身体を作っていけたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、スーパーヘルス!

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悠心堂 呉施術院̩〈はり・きゅう・整体・小児はり〉
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