関節の腫れを引かせる!知熱灸のお話

こんにちは。駒井です。
いよいよ梅雨入りですね。身体の調子はいかがですか?
昨日は指の関節が腫れている患者さんに知熱灸をしましたので、そのリポートです。

知熱灸とはどんなお灸?

右手の薬指の第二関節が腫れて痛むということで、腫れを引かせて痛みを緩和させるため知熱灸をしました。
その名の通り、熱を知る(感じる)ことを目的としたお灸です。

半米粒大といって、お米粒の半分くらいの大きさにもぐさをひねります。

線香で火をつけていきます。

燃え切る直前で火を消して、瞬間的にチクっと感じるくらいの刺激を与えます。

昨日の施灸から学んだこと

昨日の患者さんには、 熱さを感じているか伺いながら 2箇所に3壮ずつ施灸させていただきました。
熱さを感じないと効果がでませんし、 燃やし切ると火傷しちゃいますから、火を消すタイミングがとても大事です。あとは「リズミカルにテンポ良く」と久保田先生からアドバイスされました。
そのためには、

・もぐさの大きさと形をいつもできるだけ同じにすること。
・火をつける手がぶれないように自分の身体が安定する体勢をとること。

に気をつけます。

上達への道

今日は出勤前に自分の手足のツボと指の関節(昨日の患者さんにしたのと同じところ)にお灸練習しました!
あぐらをかいて黙々とお灸していて気づいたのですが、重心が下腹部にあるのを感じました。
安定した姿勢って、丹田に力が入って重心が乗るんですね。
あとは数をこなすことかな。
今までも練習してきましたが、これからも練習、ただひたすら練習、上達するには練習あるのみ!です。

この記事を書いた人
駒井美代子(こまいみよこ)

主婦から一念発起して鍼灸師へ。男子三兄弟の母。
2020年4月から悠心堂に弟子入り。毎日成長中です。
好きなものは海。

悠心堂 呉施術院̩〈はり・きゅう・整体・小児はり〉
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