ツボってすごい!その2~足裏へのお灸でじんましん撃退~

梅雨の合間です。晴れた時の陽射しが強いですね!
湿度が高くて汗ばむ季節です。

さて今日は、じんましんの鍼灸治療をご紹介します♬

じんましんは早めに対処

じんましんに限らず皮膚がかゆくなると、つい掻いてしまいますね。
掻くと皮膚が傷ついた刺激でさらにかゆくなるので、また掻く……という悪循環になりやすいです😥
かゆみが強いと悪化しやすいので、症状が軽いうちに早めの対処が良いです。

じんましんにオススメのツボ

じんましんには『裏内庭』というツボがオススメです。

『裏内庭』の場所

『裏内庭』は足の裏にあります。

『裏内庭』のユニークな見つけ方

このツボの見つけ方は面白いんですよ。
まず水性ペンを用意して、足の第2趾の裏で一番盛り上がったところに点をつけて、グッと指を折り曲げますと…

足裏にペンのインクが移ったところが『裏内庭』です。

指裏の盛り上がった所に印をつけます。
指をグッと折り曲げて、
インクが移った所が『裏内庭』です。
『裏内庭』にもぐさを据えて火をつけます。

『裏内庭』にはお灸

『裏内庭』にはお灸を使うのが一般的です🔥

鍼灸学校の先生が「鍼をしたことがあるけど、超痛かった😫」と話されていました。
私は裏内庭にお灸の経験はありますけど、鍼はしたくないです。絶対に痛そうですもん💦

さて、お灸のやり方ですが、
左右交互に、お米の半分くらいにひねった艾(もぐさ)を据えて、火をつけて燃え尽きる寸前で火を消します。
初めは熱さが感じにくいですが、 充分に熱さが感じられるまで繰り返します。
「熱っ!!」と思わず足が動いちゃうのが左右それぞれ2回続くまで、が目安です😅

『裏内庭』の効果

『裏内庭』は、じんましんの治療に効果があります!
このツボをお灸の熱で刺激することで、ひどいかゆみが収まり、発疹のブツブツも引いていきます。
かき壊しがあっても、かゆみが減っていくので治りが早いですよ。

また食あたりの特効穴とも言われていて、食中毒などの腹痛・嘔吐・下痢の治療にも使われます😉

自分でお灸をやってみたい方へ

ご自分でお灸にチャレンジするなら、ドラッグストアで売っているせんねん灸でもいいですよ。
当院でも自宅でできるお灸を販売しています♬

★もぐさの香りに癒やされたい方には つぼ灸

★煙やお灸のニオイが苦手な方には 煙のでないお灸 せんねん灸の奇跡

どちらもお灸のやり方説明書付きです。
これらは自分でもぐさをひねることなく手軽につかえるお灸です。
皮膚に直接もぐさが触れることは無く、じわじわと熱くなります。

効いている目安は、熱さが感じられるかどうかです。少しでも熱さが感じられればいいですよ。
お灸は何段階か熱さの違う物が売られていますので、 熱さを感じられなければ、より熱めのものを試してみてください。

また、お灸を何日か続けてやってみたけれど症状があまり良くならないというときはご相談くださいね。

まとめ

じんましんはかゆくてつらいお悩みかと思いますが、お灸でも良くなるんですよ😃
お灸でツボを刺激することで、元々備わっている自分の治癒力を引き出すからなんですね。
足裏のツボで、じんましんのブツブツもかゆみも撃退!
不思議だけど、すごいと思いませんか!?

この記事を書いた人

駒井美代子(こまいみよこ)

主婦から一念発起して鍼灸師へ。
肩周りの鍼灸治療が得意です。
男子3兄弟の母。
好きな物は海。子どもの頃はじめて見た伊豆諸島の式根島の海がとても綺麗でした。

悠心堂 呉施術院̩〈はり・きゅう・整体・小児はり〉
〒737-0052 呉市東中央3丁目2-18
Tel:080-6240-8917(悠心堂総合)
080-6000-8914(駒井直通)