新型コロナ感染症に対する鍼灸治療とは?

皆さん、こんにちは。駒井です。
GWはほとんど家ごもりで過ごした方が多かったんじゃないでしょうか。
早くコロナが収束してくれることを期待しつつ、
今日は鍼灸とコロナについて書いていきます📝
最後に自宅でできるケアのご紹介もします。

中国では新型コロナウイルス予防と治療に鍼灸が効果的✨だった!

先日ネット上に、中国でのコロナに対する鍼灸治療についての記事が出ていました。
中国鍼灸学会が医療従事者向けに作成した「COVID-19のための鍼灸介入ガイドライン(第2版)」というものです。
中国では鍼灸と漢方が新型コロナウイルスの治療に積極的に用いられていて、高い効果が出ているんですね。
ガイドラインでは、予防期・症状が出ている時期・回復期という3つの段階に分けて、さらに症状によっても効果的なツボや漢方薬について書かれています。
鍼灸師必見!! とても勉強になります。🖊

当院でも取り入れています💖

当院でも上記の記事を参考にして、主に予防のために適宜取り入れています。

呼吸器である肺の機能を高めるツボ
免疫力を高めるツボ
ウイルスへの抵抗力を高めるツボ


それに、発熱やのど・鼻の症状、悪心嘔吐、食欲不振、軟便、疲労感、肩や背中の痛み…
などの症状があれば、それらに応じたツボの反応をみて鍼やお灸をします。

ガイドライン以外のツボも使って、最終的には患者さんのその時の全身の状態を整えていきます

興味ある人にオススメ♬ セルフお灸で免疫力アップ👍

不要不急の外出を控える、手洗いの励行に加えて、もしも興味があるなら…
お灸はいかがですか?
薬局で売っているお灸は手軽に使えるので、オススメです。

煙の出ないお灸。臭いも気になりません。
こちらも、微煙タイプ。



ガイドラインに挙げられているセルフお灸のツボは、

足三里、内関、合谷、気海、関元、三陰交 

これらはどれも幅広い症状に対応できる養生のツボです。
※ツボの場所はネットで検索すると出ています。

内関。手首の内側のしわから親指2本分手前で、2本の筋の間。
合谷。親指と人差し指のまじわったところの根本から少し人差し指寄りのへこみ。



お灸はちょっと…という方は、
ツボを指で押す、揉む、爪楊枝で軽くトントンする、などでもOK!

足三里。爪楊枝を束にしてトントンしています。



お灸のやり方、ツボについてのご質問などは当院にお気軽にご相談ください😉
免疫力をアップして、感染症に負けないよう過ごしましょうね。



この記事を書いた人
駒井美代子(こまいみよこ)

主婦から一念発起して鍼灸師へ。男子三兄弟の母。
2020年4月から悠心堂に弟子入り。毎日成長中です。
好きなものは海。

悠心堂 呉施術院̩〈はり・きゅう・整体・小児はり〉
〒737-0052 呉市東中央3丁目2-18
Tel:080-6240-8917(悠心堂総合)
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