どのくらいの間隔で通えばいいですか?

2020年3月10日

こんにちは!
悠心堂院長の久保田です(^^)

今回から新シリーズでよくある質問を投稿していきます。

第1弾は「どのくらいの間隔で通えばいいですか?」です。

結論から言えば人によって違うのですが、そこは様々なモデルケースに分けて解説していきます。

急性期の場合

急性期とは……発症したばかりで、例えばぎっくり腰寝違えなど痛めて間もない状態です。
特に腰や首、膝、背中など、筋肉の痛み関節の痛みの症状に対して鍼灸は有効です。

急性期の方は、症状が改善するまでは回数を重ねて治療した方が良いです。
軽度の場合は2~3回の施術で改善しますが、症状がきついともう少し時間がかかることもあります。

間隔としては、改善がみられるまで2~7日以内に受けて頂くことをオススメします。
間を空きすぎない方が早く改善されていきます✨

慢性期の場合

慢性期とは……発症してから時間が経ち、なかなか回復せず症状が停滞している状態です。
長引く痛みや、内臓自律神経の症状も慢性期として捉える場合が多いです。

症状が強い時は、はじめは週に1~2回。改善されてきたら間隔をあけていきます。
治療に時間がかかる場合も多いので、頻繁に通うのがしんどい時は焦らず2~3週間に1回の間隔で通って頂くこともあります。

症状があまり強くなければ間を空けても構いませんが、早く良くしたい場合週1回程度がいいでしょう。

実際の予約の時はこちらから治療間隔を提案しますが、無理せず通って頂くことも大事だと思います(^^)

身体のメンテナンスの場合

特に症状はないけれど、身体を整えておきたい。
そんな場合は身体のメンテナンスという形で、その時々の状態に合わせた施術を行います。

3~4週間に1回の間隔で通われている方が多いです

高齢者の場合

高齢者といっても色んな方がいますので一概には言えませんが……

私の今までの経験上ですと、75歳以上の方は1週間ごとに治療していると格段に体調が良いです。

毎週はなかなか通えないという方ももちろんいると思います。
ただ、施術を受けるととても快適に日々の生活が送れますよ。

元気に過ごすというのもとても大事なことです。
週1回の鍼灸治療も選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか(^_^)

小児はりの場合

夜泣き・疳の虫の小児はり。呉ではむしきりとも呼ばれますね。

イライラや癇癪が強く、夜泣きもひどい場合、間をあけずにまず3回受けてください。
それで8割の方はかなり改善されます^^
それでもよくならない時はもうしばらくかかります。

小児はりをしていると風邪もひきにくくなるし、消化器系も元気になります。

健康管理で毎月1回施術することをオススメしています✨

まとめ

治療の頻度は人それぞれですが、ある程度の目安として記事にさせて頂きました(^^)/

ざっくりまとめはコチラに記載しておきます。

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急性の症状は、早め早めで間をあけずに2~7日以内。
慢性の症状は、2~3週空けても構いませんが、早く良くしたい場合や症状が強い時は週1回で。

身体のメンテナンスなら3~4週ごと。

高齢者は、できれば週1回が絶対オススメ。

小児はりは最初間をあけずにまず3回。
その後は月に1回の健康管理。

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もちろん来られた際には通うペースのアドバイスはさせて頂きます。
それとやっぱり無理して通ってもそれはそれでつらいと思いますので、私としては患者さんの意向も尊重したいと思っています。
一緒に、身体にとってもいい感じで通う間隔がみつかるようにサポートさせて頂きます!

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悠心堂 呉施術院̩〈はり・きゅう・整体・小児はり〉
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